Natural-Aspiration’s blog

太くて長い、或いは、太くて短い、ヘラクレスオオカブトを育てたい。

ペアリング

〜用意するもの〜

 ・成熟したペア

・22℃〜25℃程度の室温

 

 〜あると便利〜

・足場になる木など

 

ヘラクレスオオカブトの成熟は目安は後食(ゼリーを食べ始めてから)から3〜4週間程度です。

また後食を開始すると、だんだんと食べれる量が増えていきますので、ゼリーを1日1個完食するくらいになれば成熟していると考えられます。

 

ペアリングの際には温度は22℃〜25℃で管理するのがおすすめです。

低温だと成熟に時間がかかってしまいますし、活動も鈍くなります。

 (※♂♀の羽化ズレなどで、一方の成熟を遅らせたい場合、その個体を低温で管理することで、ある程度タイミングを合わせることができます。)

  

ペアリングの仕方①〜ハンドペアリング〜

♂の触覚が♀の小循板の付近にくるよう♂を♀の上に乗っからせます。

♂の触覚が反応して小刻みに震えていることが確認できれば、数分から数十分で交尾が始まります。

 

※うまくいかない場合は、どちらか(或いはどちらも)が成熟していない可能性もありますので、少し期間を空けて再チャレンジします。

 

(後日、再チャレンジすると大抵の場合はうまくいきます。)

 

ペアリングの仕方②〜同居ペアリング〜

 

成熟した♂♀を一週間程度同居させることで交尾させる方法です。

その場合、ストレスや喧嘩を避けるため、ある程度の大きさの飼育ケースにエサ場を複数用意して同居させます。

 

※いずれの場合も、交尾が確認でき、♀がメイトガードから離れているようなら、トラブルを避けるためにも、その後は♂♀別のケースで管理するようにしています。